ドリブルの練習の前に必要な事

ドリブル

はじめに

富樫選手のドライブ写真ですがお気づきでしょうか?

姿勢

低い

なぜ低い事が良いのか?と言うと、
重心が前にある事によって加速力が付くからです。

短距離走のスタートでは手で支えなければ前に倒れてしまうくらい重心を前に倒していますが同じ事です。
なので正確には低い事ではなく、重心が前になる事が良いです。

DF側に倒している

重心は「前」だけでなく「DF側」にも倒れています。
バスケのルール上、DFはボールマンの頭や肩より中に入ってこれません。
これによりDFとボールとの距離が離れ、DFがボールに触る事がほとんど不可能になります。
写真はドライブでDFを抜いた後ですが、抜く前のキープしている状態でも前に倒して、ボールをできるだけDFから離れた位置で付く必要があります。

長時間体を前に倒す姿勢を取るのは結構しんどいです。
腹筋・背筋の体幹トレーニングも別途必要です。
バスケに必要な体幹を鍛える」参照

視線

これだけ低い姿勢を取っているのにも関わらず視線は上を向いています。
初心者はレイアップの際によくリングの根本に当てますが、これはドリブルの時は下を向いて、だいたいこれくらいだろうというタイミングでリングを見ると同時にシュートするので思ったより進み過ぎていた場合にそうなります。
富樫選手のドライブ後の多彩なフィニッシュ、華麗なアシストは常に周りを見ているからこそ可能になります。

世の中にはこんな、下を向いてもボールが見えない=上を向いてドリブルする為のトレーニンググッズまであります。
こんなものがなくても上を向いてのドリブルを身につける事は可能ですが、なかなかできない、やろうとしない子も多いので試してみるのは良いと思います。
子供は新しいもの好きなので。子供も楽しくトレーニングできます。

ボールの位置

初心者にありがちな誤り

初心者がドリブルについて勘違いしている事の1つで
「ボールを離す位置、受ける位置が高い」
というものがあります。

こういうドリブルです。
上半身を前に倒さない状態での手の平の位置でボールを離しているのでかなり高いです。
これだと床と手の平は1M近く離れてしまいます。
※しかし床と手の平はあまり離れていないのでこれはデッサンがおかしい気がします。本当は体を前にかなり倒している様に描いたつもりかも知れません。
床とボールが離れていると、ボールをコントロールする時間が短いのでDFに取られやすくなる等のたくさんのデメリットがありますが、ここでの論点はそれではなく、
そもそもこういうドリブルの方が難しい
という事です。
例えば5分で最も効果のあるシュート練習の様なボールを上に投げて自分でキャッチするという運動を考えた場合、高く投げれば投げる程、正確に手元に返すのは難しくなります。ましてボールを見ずにやるならなおさらです。
当たり前ですね。

世の中にはこんな、低い位置でドリブルしないと棒に当たってしまう=低い位置でドリブルする為のトレーニンググッズまであります。
これも視線同様、楽しくトレーニングできるので試してみるのも良いと思います。

上級者のドリブル

これは1枚目の流川のプレーにやり返したプレーですがこれは良いです。
床と手の平は20cmくらいしか離れていません。
これくらいだと失敗しようがありません。
前述のボールを上に投げて自分でキャッチでもボールを見ずに成功するでしょう。

更に上級者の場合

仙道はこの後、ドライブをやめて重心はやや後ろにしてジャンプシュートをするのですが、

ドリブルを継続する場合、この床下20cmでボールを受けた後、ボールをこの高い位置まで持っていく必要があります。
これにはボールを強く突く筋力、ボールハンドリングの技術が必要ですがそれは別の記事で説明したいと思います。

結論

  • 体を前に倒す
  • ボールを離す位置、受ける位置は床から10cm〜20cm
  • 視線は上
  • ドリブルの練習はこれらができた上でやるべき
  • あとボールハンドリングの技術も必要
  • あと筋力も必要(特に体幹

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