上手くなる子の親、下手なままの子の親の違い

ミニバス

はじめに

子供に比べて機会は少ないですが保護者を見ていて、「この子は上手くなりそう」「この子は上手くならないだろうな」という事がたまにあります。
恐らくこのブログを見てくれた方はコーチか保護者が多いと思います。プレイヤーだったとしても将来保護者になった際に子供をうまくする親になって頂きたいので私見を述べさせて頂きます。
上手くなる子、下手なままの子の違い(練習編)」参照
上手くなる子、下手なままの子の違い(考え方編)」参照

結果論で怒る

ここで言う結果論とは後になってあれがダメだったとか言う事です。

私の見た所ほとんどの場合、シュートを外した際に言います。そして怒ります。
いや、分かりますよ。
バスケなんて外から見てたら簡単そうに見えるんです。
そしてレイアップは100%決めて当たり前みたいな意見が誰に聞いたのか分かりませんが何故か浸透していたりします。
でもそれは間違いです。レイアップはプロでも100%決まるものではありません。
状況によります。
2M越えの外国人選手が迫ってきている状況だったら相当難しいです。

うまくなる親は結果でなく、プロセスを評価します。
レイアップが外れる場合、よくあるのが入ったレイアップと比べてリングへの侵入角度が違う、ドリブルの速度が速い、リリースの位置やタイミングが違う等です。
ほとんどの子は、得意な角度、スピードで練習しますが、試合ではDFが邪魔してくるのでそのシュートを打てる事はまれでそれはもう得意なシュートでなくなっています。
なので普段から得意なシュートばかり練習している場合に注意するのはOKです。
得意なシュートから少し苦手な要素を取り入れたシュートを練習している場合は褒めるべきで、もしその練習時の苦手なシュートが外れた事を怒る様だと最悪です。そうなったら練習時から一番得意なシュートしか打てなくなり苦手が克服される事はなくなります。

注意
苦手なプレーを練習すると言っても自分のレベルより少し難しいプレーを練習する必要があるので、その辺りのコーチングは必要になります。
上手くなる子、下手なままの子の違い(考え方編)」参照

努力する姿を子供に見せていない

※一般論で各家庭によって千差万別なので自分に置き換える際はある程度調整して下さい
ほとんどの保護者は頑張っていると思います。
ひとそれぞれですがお仕事して、家事もして、そしてミニバスの雑務もして・・・しかしそれを子供に見せていますか?
勉強する子供の親は勉強しているという説を私は支持しています。
読書でも仕事でも良いのですが子供に見せるというのがポイントです。
会社で頑張ってきて疲れ果てて家ではダラダラしているというのはダメです。
それでは子供は自分ばっかり勉強させられてバスケで怒られて・・・なんて思っています。
子供の頃は頑張っていたというのも無意味です。子供に取ってはそんな事知ったことではありません。保護者のあなたがその結果どんなに成功していようと収入が高かろうが子供に取っては今頑張っている様に見えるどうかだけが判断基準です。
頑張っていない(様に見える)親がいくら言おうが説得力ゼロです。

人のせいにする

前述の「上手くなる子、下手なままの子の違い(考え方編)」でも言いましたが「人のせいにする」子はうまくなりません。
本当に人のせいかどうかの判断は難しいですが、自分に甘いだけなのがほとんどと仮定して話を進めると、人のせい=自分は悪くない=変わらない=練習しない、という事なので上手くなりません。
上手くなる人は、自分のせい=自分が悪い=変える→練習するという考え方をします。

「努力する姿を子供に見せる」と理屈は同じですが普段から人の悪口言ったり人のせいにしていませんか?子供に対しても含みます。そんな親の背中を見て子供は影響を受けます。親の影響を全く受けない子供はいません。親が人のせいにしていると子供も人のせいにします。そして最終的には努力しなくなります。努力しない子供は上手くなりません。

褒めない

バスケに限らず経験者の親が厳しく子供に指導する場面をたまに見ますが私の知る限り子供は本当につらそうに練習させられています。
その厳しい練習は本当に子供が望んでいますか?
もしそうでないなら近い将来子供はそのスポーツを止めるでしょう。仮に止めなかったとしても将来そのスポーツで大成功しない限りは子供は親に感謝する事はないと思います。
そんな関係を望まないなら即刻その指導はやめるべきです。
状況は千差万別なので一般化はできませんが、スポーツチームの厳しさと親の厳しさは往々にして違います。子供は親の指導を拒絶できません。それは暴力です。
星一徹ばりの指導で巨人の星を目指す事ができるのは、子供が望んでいて、子供が親を尊敬している場合だけです。
(※そういう意味では亀田親子は凄い)
亀田と落合」参照

またそこまで行かなくても苦言を呈してばかりの保護者の方は是非褒めて下さい。
結果でなくプロセスに対して意見を言うべきというのは前述の通りです。
結果だけを求めると上手くなりません。プロセスが大事で、しかしプロセスだけではすぐに結果は出ません。そこでそのプロセスを褒める必要が出てきます。鉄の意志を持っている子供であればそのプロセスを自分だけで完遂する事ができるかも知れませんが飽きやすい子供には親の褒めが必要です。
褒める」参照

もし一緒に自主練できるなら

ドリブルする、シュートする子を見てるだけではなく、DF役になってあげて欲しいです。

ドリブル練習
文章だけで表現するのは難しいのですがDF役として子供の肩とかを押し続けて下さい。
子供は押されても、「ドリブルの練習の前に必要な事」で書いた様な顔を上げて低い姿勢のまま前に進む様な練習が良いです。ボールはDFから遠い位置です。
これができる様になればDFされても落ち着いてドリブルできる様になります。

レイアップ練習
これもDF役をして欲しいですが、大人が本気でDFしたら高さやスピードが違い過ぎて良い練習にはなりません。抜かれて下さい。その際DFはずっと付いていってドリブル練習で書いた様に子供の肩を押して続けて下さい。子供はそれでも大人を押し返しながらリングを見てレイアップを打てる様にならなくてはいけません。押すのはシュートをリリースし終わるまでずっとです。ノープレッシャーでシュートさせてはいけません。そんな状況は試合ではありません。
これができたら試合ではDFがいても入ります。

これらはフリーならドリブルできてレイアップも入るというレベルの場合です。
子供のレベルより少し難しい練習をする為で始めたばかりの子にはこの限りではありません。

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